陽器(ヒキ)を使う
2021-11-19
大自然の原則で出来たものは私たち生き物にとってはストレスを与えません。
今回、紹介するものは、信楽の陶器の産地で生まれた発酵・保存、熟成をする器です。
信楽の産地はたぬきの置物で有名ですが、本来の信楽の産地は水を保存する水瓶や食べ物を発酵・保存・熟成させる器をつくる産地でした。
現代社会に於いて私たち人間は、化学の大発展により便利で安価なものを使う様になり生活も豊かになった様に思えますが、その反面様々な問題も表面化し、昔の人間には無かった病気やストレスを感じる様になり便利と使い勝手の良い化学物質を使うことの代償を今、支払わせられています。
これは、私たち人間が大自然の中ですべての生き物と共存してきた中で、特に微小な微生物との共存はバランスを保つことで素晴らしい恩恵を受けていたにも関わらず私たち人間が裏切ったとこに始まったと思います。
今回ご紹介する陽器(ヒキ)は、大自然がまだ残る信楽の山の土を100%使い、1300度という神域の世界の火で作られた陶器です。 陽器(ヒキ)に使われる粘土は太古の微生物や鉱物のバランスが良い土です。
陽器(ヒキ)を掌で触れると微生物や良質の菌が喜び発酵・保存・熟成することが良く理解できます。
さあ、自然回帰で私たちも大自然の中の一部であることに早く氣付きましょう。
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